カナダがハーグ条約締結国へ2024年1月11日、カナダがハーグ条約加盟国となりました。かつてはハーグ条約加盟国はざっくり欧米諸国が多く、アジア、中近東、アフリカは未加盟のため在日領事認証を取り付けるというイメージでした。それがここ数年で大きなところではブラジル、サウジアラビア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、中国と加盟国になっていき、残るはタイやベトナム、マレーシアなどのアジアの一部とアフリカ諸国のみとなりました。
中国がハーグ条約締結国へ11/7より中国がハーグ条約締結国となるため、書類の認証はアポスティーユでよいことになります。ただ、これまで中国の領事認証はチェックが大変厳しかったこともあり、アポスティーユが付いていれば現地の当局が受け入れるかどうか、はなはだ疑問に思っています。 公文書は原本に外務省アポスティーユが必要か否か? 大学卒業証明書など外務省アポスティーユが取れない書類は宣言書を付けて公証役場でアポスティーユを取るの
ジャパニーズイングリッシュ私たち校閲チームは日々ジャパニーズイングリッシュと格闘していると言っても過言ではありません。日本の公文書にも平然と現れるジャパニーズイングリッシュ。これはEnglishではなくイングリッシュ風ジャパニーズな訳ですね。 例えば会社登記簿などに出てくる「タレントの育成」。これは子供の英才教育をする訳ではなく、日本人であれば何となく意味がわかりますが、これを英訳するとき違う単語をあてがうのは勇気のいるも